暮らしのビート

暮らしのビート
song and words by YUTAKA SUZUKI

一見ぼーっと暮らしているようにみえる
俺にもゆるがない
心の像を震わすロックンロールに
満たされてきたもんな

凍てつく街角に立ってわかる
僕には君がいないと
散々かき鳴らし歌おうとせども
まともじゃあいられない

昨日唄ったフレーズも
今日の脳では不確かで
「まぁこんなもんか..」なんて
笑い飛ばしてもな 変わんねえな

あと少し あと一押しで
越えれそうなんで
その気になり 見える世界も
縮こまってきて
夜になり 我に返り
僕は一人きりで泣くんだ
一人きりに…

(一見ぼーっと暮らしているようにみえるかな
一見ぼーっと暮らしているようにみえてもね)

どうしようもない 見たくもないって
全部嫌って 卑屈になり
見えた世界は縮こまっていて
がむしゃらに ただ がむしゃらに
歌うたっていた世界が 時間が加速していく

あと少し あと一押しで
越えれそうなんで
その気になり 見える世界も
縮こまってきて
夜になり 我に返り
僕は一人きりで泣くんだ
一人きりに…

とべとべ宇宙船

とべとべ宇宙船
song and words by YUTAKA SUZUKI

宇宙船 せんせせん
あの日みたのはきっと
宇宙船 せんせせん
空の彼方に消えた

宇宙船 せんせせん
星屑の川の向こう
宇宙船 せんせせん
僕も連れてって

ありきたりな昨日さよなら
束縛のない世界の向こう
限りない自由の海
漂って暮らしたい AhAhAh
いぢの悪い人さよなら
街の喧噪さえ遠く向こう
お気に入りのディスクで
好きな曲流したいな

宇宙船 せんせせん
ここに来てからはずっと
宇宙船 せんせせん
すごく体調もいいんだ

宇宙船 せんせせん
だけどここ最近は
宇宙船 せんせせん
話をしてないな

いくじなしな自分さよなら
明日からは問答無用
好きな物は好きで
嫌いな物はNo No No No
優しかった君にさよなら
「大丈夫きっとうまくいくよ」
いつか貸したディスクが
そんなこと歌ってんだ バウバウバウ

宇宙船 せんせせん
出来ればでいいんだけど
宇宙船 せんせせん
あの子も連れといで

ロマンティック・エモーション

ロマンティック・エモーション
song and words by YUTAKA SUZUKI

子供の頃 夢にみてた
当たり前のこの世界が
当たり前のようにいつも
楽しませてくれるのだと

思い通りに 生きるのだと

だんだんほらオトナになって
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション
咲いた花もいつかは散って
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション

見て見ぬふりのオトナ達
僕もいつかそうなるだろう
忘れないうちに唄うよ
あの子に届きますように

眠れない夜 幾つも越えて

だんだんほらオトナになって
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション
咲いた花もいつかは散って
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション
寒い冬の朝に気付いた
Non Stop ロマンチック・エモーション
茹だる夏の夜も疼いた
Can’t Stop ロマンチック・エモーション

だんだんほらオトナになって
咲いた花もいつかは散って
だんだんほらオトナになって
咲いた花もいつかは散って

だんだんほらオトナになって
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション
咲いた花もいつかは散って
ロン・ロン・ロマンチック・エモーション
寒い冬の朝に気付いた
Non Stop ロマンチック・エモーション
茹だる夏の夜も疼いた
Can’t Stop ロマンチック・エモーション

ハッピー・デミタス

ハッピー・デミタス
song and words by YUTAKA SUZUKI

毎晩 毎晩 聞きたくない声
響く だけど ここは僕の家
転ぶ 痛い 心をすりむく
眠い だけど 明日は月曜日か

いつの日にか
おかしな型にハマり
デミタス、君は…
身動きとれずに
苦笑いしてた

「明日は、月曜日か。」
響くエレクトロニカ

いつも 今日も 明るく繕う
眠い だけど 今日は金曜日か

いつの日にか
そこに居られなくなり
デミタス、君は…
失ったモノも
わからずに泣いた

響くエレクトロニカ

[ 幸せで満たした、この部屋に、いた。
幸せで満ちた、この部屋に、いた ]

いつの日にか
忘れたことも忘れ
デミタス、君は…

貝になりたい

貝になりたい
song and words by YUTAKA SUZUKI

六畳一間の部屋の隅で
差し込む夕日が
ゆっくりと傾く
あなたが帰ってくればやがて
最後の夜が迎えに来る

蛇口が落とすリズムが
ひとつふたつ時を刻む
僕は水の中で眠るように
ひとつふたつ砂を吐く

私は貝になりたい
このままタライの中で
深い海の夢をみる
あなたと貝になりたい
それからまた舌を出して
笑っておくれよ

六畳一間の部屋の隅で
立ち昇る湯気に
温かく包まれ
大きな海の底泳いだ
あの日の思い出よみがえる

蛇口が落とすリズムが
ひとつふたつ唄に変わる
僕は水の中で祈るように
ひとつふたつくちづさむ

私は貝になりたい
このままタライの中で
遠い宇宙の夢をみる
あなたと貝になりたい
それからまた舌を出して
笑っておくれよ